阪大生がつくった展覧会 2014 ベスト(A日程)

新劇の菊枝ーくるみ座の女優 毛利菊枝ー

会場:大阪大学会館3F 歴史展示室 入場無料

会期:2014年11月1日(土)〜 11月28日(金)

   土曜・日曜・祝日閉室、

   ただし大学祭期間中の11月1日(土)・2日(日)・3日(祝)は開室

 

開室時間:午前 10:30 〜 午後 5:00

主催:大阪大学総合学術博物館

【開催趣旨】

2010年度より開講している博物館実習では、受講生がA・B各日程4班ずつに分かれて模擬展示を企画・実施しています。2013年度末よりその一端を当館Webにて掲載していますが、2014年度は優秀な展示を歴史展示室にて一般に公開することにしました。教員・受講生による投票の結果、劇団くるみ座資料を扱ったAー4班と、女流水墨画家・松本奉山作品を扱ったBー2班がそれぞれ最優秀賞に選出されました。ここではまず、A-4班の力作を、みなさまにご覧いただきます。

【展示概要】

毛利菊枝

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 1903年 11 月 3日、群馬県利根郡沼田町生まれ。 “言葉”に対する人一倍の強い感受性を持ち、たびび叔母訪ねては上京し、歌舞伎に浸りました。演劇へも関心を抱き、言葉の世界に魅了される女学生時代を過ごしました。

 女学校を2年で中退すると、 岸田國士・岩田豊雄・関口次郎らが開設した新劇研究所の1期生となります。こののちに、新劇研究所を母体に結成された劇団・喜劇座の旗揚げに加わり、女優としての毛利菊枝の人生が始まり、京都に活動拠点を移した後は劇団くるみ座を主宰しました。

  この企画展示では 、くるみ座を中心とした女優・毛利菊枝の軌跡を3部構成でたど っていきます。

【展示構成】

  1. 新天地での菊枝
  2. 全盛期の菊枝
  3. 菊枝の意志を継いで

【連絡先】

展覧会について

〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-13 大阪大学総合学術博物館

TEL 06-6850-6715, FAX 06-6850-6720

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