重要文化財指定記念ミニ展示「野中古墳出土品」

重要文化財指定記念ミニ展示「野中古墳出土品」

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 大阪大学の所蔵する大阪府藤井寺市野中古墳出土品が、国の重要文化財(美術工芸品)に指定されることが、文部科学大臣により本年9月4日付官報(号外 第203号)に告示され、正式に決定しました。大阪大学では適塾(旧緒方洪庵住宅、1964年指定(建造物))についで2件目となる重要文化財の指定であり、美術工芸品としては初めてとなります。

 大阪府藤井寺市の野中古墳は、大阪平野南東部の古市古墳群に含まれる5世紀前半の方墳(1辺37m)で、2010年に国の「世界遺産暫定リスト」に記載された百舌鳥・古市古墳群の「構成資産」の一つにもなっています。

 野中古墳出土品がこのたび重要文化財に指定されたことを記念して、下記の通り、大阪大学総合学術博物館3F考古常設展示室内にて、野中古墳出土品のミニ展示を行います。

 展示期間中には野中古墳にかかわる国際シンポジウム「百舌鳥・古市古墳群と古代日韓交流」を開催いたします。

 

 

 

日程:2015年10月24日(土)~11月25日(水)※日曜・祝日は休館

   ただし11月1日(日)、3日(火・祝)は、まちかね祭開催のため特別開館します。

会場:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館3F “待兼山に学ぶ”コーナー

展示品:野中古墳出土甲冑(1セット)、陶質土器、石製模造品、鉄製農工具など

 

【展示に関するお問い合わせ】

 大阪大学大学院文学研究科考古学研究室

 Tel/Fax:06-6850-5106

 

 

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