記憶の劇場Ⅲ「パフォーミング・ミュージアム Vol.3」
記憶の劇場芸術祭
劇作家・森本薫プロジェクト関連演劇公演
「まだまだ生きてゐる」
構成・演出:山口浩章
2019年2月1日(金)19:00
2019年2月2日(土)15:00
2019年2月3日(日)15:00
※開場は開演の30分前
会場:吹田文化会館メイシアター小ホール(http://www.maytheater.jp/access/)
入場無料(要事前申込・全席自由)
申込方法:申し込みフォームよりお申し込みください
(URL: https://www.quartet-online.net/ticket/madamadaikitewiru)
(先着順・定員に達し次第、締め切りといたします)
●「記憶の劇場Ⅲ」と〈パフォーミング・ミュージアム Vol.3〉について
記憶の劇場は、大学博物館の特性を生かしながら様々なジャンルの芸術活動に関わり、企画運営しつつアート・マネジメント人材を育てるプログラムです。 今回のパフォーミング・ミュージアムVol3では、博物館の関西新劇の資料を基に、小規模展覧会と公演を行うという、三年間の集大成をするプロジェクトになっています。
●森本薫について
森本薫(1912-1946)は日本の新劇を代表する大阪出身の劇作家である。学生時代から34歳の若さで人生の幕を閉じるまで、旺盛な執筆活動を行い、数多くの作品を残した。作品には演劇だけでなくラジオや映画シナリオ等も数多く存在している。
とりわけ『女の一生』は、当時の大東亜政策を賛美するように書くことが求められ完成された作品だったが、森本薫が在籍した劇団文学座の中心的女優杉村春子の当たり役の一つとなり日本近代演劇史の中でも最多の上演回数を記録する作品の一つとなっている。
●上演に向けて
森本薫と聞くと、『女の一生』の作者というイメージが強いかもしれない。
実際、『女の一生』は今日でも上演される文学座の代表作であり、文学座以外での上演を含めると、上演回数は1000回を超える。
しかし森本薫の作品をいくつか読んでみると、『女の一生』だけではない、森本薫の面白さがいくつも見えてくる。
行間に描かれるちょっとした間や、しぐさの中のユーモア、ラジオドラマでしかできないことをやってやろうという新たな表現に対する挑戦、そうした面白さは、家族に当てた手紙からも感じられる。
34歳という若さで亡くなってしまった作家・森本薫の魅力を再発見できる上演にできればと思います。
山口浩章
出演:
二口大学
広田ゆうみ
藤原大介(劇団飛び道具)
柳原良平(ぬるり組合/ベビー・ビー)
川島むー(お茶祭り企画)
泉希衣子(MC企画)
岸本愉香(sputnik/第2劇場)
寺岡千尋
ヒラタユミ
金子仁司(kondaba)
舞台監督:渡川知彦
音響:黒田治((株)イーステージ)
照明:河口琢磨(劇団飛び道具)
制作:パフォーミング・ミュージアム Vol.3受講生
主催:大阪大学総合学術博物館
共催:公益財団法人吹田市文化振興事業団(メイシアター)
連携機関:
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
大阪新美術館建設準備室
公益財団法人吹田市文化振興事業団(メイシアター)
豊中市都市活力部文化芸術課
能勢淨るりシアター
兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)
公益財団法人益富地学会館
助成:平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
協力:大阪大学21世紀懐徳堂
※お問い合わせ先 【記憶の劇場】〈パフォーミング・ミュージアム Vol.3〉事務局:
information01 @ museum.osaka-u.ac.jp
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