サイエンスカフェ@待兼山 (2019年度)
大阪大学総合学術博物館で、サイエンスカフェを楽しみませんか。コーヒーを片手にゆったりとした雰囲気で、「科学する」とはどういうことか、研究者とともに考えていきます。わかりやすい言葉で“科学”を語ることで、専門家と一般の方の間のコミュニケーション不全を少しでも改善したいと思っています。自然豊かな待兼山でアカデミックなひとときをお過ごしください。皆様のご参加をお待ちしています。お気軽にご参加ください。
開催場所 | 大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館3階セミナー室 |
開催時間 | 14:00~15:30まで(17:00閉館) |
定員 | 各回とも30名 |
参加費 | 無料 |
申込方法
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Webフォーム(申込受付期間確認ページ内のリンクをクリック)、もしくは往復はがき(各カフェのタイトルごとにお申し込みをお願いいたします。タイトル、住所、氏名、年齢、電話番号を明記してください。ご家族でお申込の場合、同伴者の氏名、年齢をご記入ください)をつぎの宛先にご送付ください。
〒560-0043 豊中市待兼山町1-13 大阪大学総合学術博物館 |
申込期間 |
各カフェのタイトルごとにご確認願います(〆切日必着)
応募多数の場合、原則として抽選で決定します。 |
主催 | 大阪大学共創機構社学共創本部/総合学術博物館 |
共催 | 豊中市立中央公民館 |
協力 | 大阪大学21世紀懐徳堂 |
No. 152:ブラジルと日本人―海を渡った人々の100年の歴史
コーディネーター:山本 晃輔(人間科学研究科附属未来共創センター)
実施日:2020年1月25日(土)
対象:高校生以上
内容:みなさんにとってブラジルとはどのような国でしょうか。コーヒーやサッカー、アマゾン川といったキーワードが思い浮かぶかもしれません。では、1908年を皮切りに、ブラジルに数多くの日本人が移住したことはご存知でしょうか。今回の講演では、100年に渡るブラジル日本移民の物語りについて、みなさんにお話したいと思います。
コーディネーター:松野健治(理学研究科)
実施日:2020年2月1日(土)
対象:中学生以上
内容:動物の行動は強い自然淘汰にさらされています。特に、生殖行動の変化は、残せる子孫の数に直接影響するため、新しい種を生み出す働きがあります。昆虫の交尾のスタイルもどんどん進化しており、この進化は、オスの生殖器の向きと関連しています。昆虫の交尾スタイルの進化の世界を覗いてみましょう。
コーディネーター:竹内裕子(生命機能研究科)
実施日:2020年2月22日(土)
対象:高校生以上
内容:街を歩いていて感じる芳ばしい焼きたてのパンの香り。途端に幸福感を感じたり、かつての記憶が蘇ったりという経験はありませんか?匂いを感じるしくみは細胞や分子レベルで説明できます。今回は匂いを感じる細胞の情報伝達機構を紹介します。
コーディネーター:肥後 楽(21世紀懐徳堂)
実施日:2020年3月7日(土)
対象:高校生以上
内容:日本の「音楽のまち」といえば、どこを思い浮かべますか?実は、日本には「音楽のまち」をうたう都市がたくさんあります。日本各地の「音楽のまち」は、いつ頃から、どのようにして「音楽のまち」と名乗るようになったのか、いくつかの都市を取り上げお話します。
No. 156:対話型調停の会話分析 ー紛争解決の営みを解きほぐすー
コーディネーター:李英(法学研究科)
実施日:2020年3月21日(土)
対象:高校生以上
内容:「当事者たちだけで」話し合うことで紛争を解決する調停スタイルをとる対話型調停。それは本当にありうるのでしょうか。この講義では、具体的な事件処理のデータをもとに、会話分析の手法で、調停参加者たちの発言を一行ずつ細かく分析することで、「当事者たちだけ」の紛争解決の営みをみていきます。
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