大阪大学創立90周年/大阪外国語大学創立100周年記念事業
大阪大学総合学術博物館 大学創立周年記念展
街に生きる学問
ー学都大阪の礎・つなぎあう想いー
大正時代後期から昭和初期の大阪は、「大大阪」と呼ばれ東京をもしのぐ東洋一の大都市でした。
経済、産業、文化の発展には、当時大阪になかった総合大学の設置が必要不可欠であり、市民と自治体が一体となって、1931(昭和6)年に大阪大学(当時は大阪帝国大学)は誕生しました。
それに先立つこと1921(大正10)年に「大阪に国際人を育てる学校を」の想いから篤志家の林蝶子が私財を寄付して大阪外国語学校が設立されました。1949(昭和24)年に全国でも二校しかない国立の外国語大学として生まれ変わった大阪外国語大学は、2007(平成19)年には大阪大学と統合しました。大阪大学外国語学部としての再出発です。両大学の強みを生かしたさらなる教育・研究の展開を進め、この春には外国語学部の箕面新キャンパスが誕生しました。
今年2021(令和3)年には大阪大学の創立90周年、大阪外国語大学の創立100周年を迎えました。両大学は生い立ちこそ違えど、人びとの想いをつなぐことにより生まれ育まれ、学問を究め社会の発展に貢献してきました。
学都大阪の礎となり、世界に羽ばたく大学としてどのように発展してきたのか、一世紀にわたるその歩みを振り返ります。
会 期:2021年4月27日(火)~ 8月10日(火)
会 場:大阪大学総合学術博物館待兼山修学館 ※入館無料
開館時間:11時~16時(入館は15時30分まで)
日曜日・祝日休館
(ただし、4月30日(金)、5月1日(土)は大阪大学いちょう祭開催のため要事前申込。
両日の申込方法等については大阪大学ホームページにてお知らせいたします)
令和3年度のいちょう祭は、昨今の新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大を考慮し、全面オンライン開催となります。
総合学術博物館につきましては、4月30日(金)・5月1日(土)の両日ともに通常通り開館いたします。
主 催:大阪大学総合学術博物館、豊中市
共 催:大阪大学外国語学部、大阪大学適塾記念センター、大阪大学アーカイブズ
大阪大学大学院文学研究科懐徳堂研究センター、豊中市市民ホール等指定管理者
協 力:咲耶会(大阪大学外国語学部・大阪外国語大学同窓会)
展示品
「緒方洪庵の薬箱」(壮年期使用)19世紀
適塾記念センター所蔵(緒方裁吉氏旧蔵)
(※後期展示)
「大型地球儀」
附属図書館外国学図書館所蔵
「林蝶子女史顕彰銅板」1922(大正11年)
外国語学部所蔵
関連企画
※各イベントいずれも参加費無料・要事前申込
オンラインミュージアムレクチャー
本イベントは、ZOOMウェビナーを使ったオンライン開催です。
誤って総合学術博物館にご来場されないようご注意ください。
ZOOMウェビナーに関する登録・操作方法や、ネットワーク環境に関するご質問にはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。また、受講に必要な通信環境等は参加者の皆様でご準備いただきますようお願いいたします。
時間:各回13:30~15:00
●4月29日(木・祝)
「大坂に生きた緒方洪庵と適塾生」
松永 和浩(大阪大学適塾記念センター 准教授)
「阪大・外大の90年・100年を振り返る」
菅 真城(大阪大学アーカイブズ 教授)
【申込方法】
本講座は終了いたしました。
●6月12日(土)
「外国語学部のこれまでの歩みと今後の展望」
第一部:講演
竹村 景子(大阪大学外国語学部長、大阪大学大学院言語文化研究科 教授)
第二部:教員・同窓生・学生によるパネルディスカッション
【申込方法】
本講座は終了いたしました。
次回ミュージアムレクチャーの受付開始までお待ちください。
●7月10日(土)
「生命を支える蛋白質機能の精巧な仕組み」
月原 冨武(大阪大学名誉教授/蛋白質研究所)
「ノーベル賞はかくして生まれたー湯川秀樹と大阪大学」
細谷 裕(大阪大学名誉教授/大阪大学大学院理学研究科)
【申込方法】
本講座は終了いたしました。
シンポジウム
豊中市制施行85周年記念事業
「アートとサイエンス 大学とつくる街のすがた」
※本シンポジウムは中止となりました。
ご応募いただいた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
日 時:6月20日(日)13:30~15:30
会 場:豊中市立文化芸術センター多目的室
(阪急宝塚線・曽根駅より徒歩5分※公共交通機関にてご来場ください)
コーディネーター:福田 知弘(大阪大学大学院工学研究科 准教授)
パネラー:小島 剛(大阪音楽大学 特任准教授)
宮久保 圭祐(大阪大学総合学術博物館 准教授)
他
※申込方法は豊中市ホームページをご確認ください。
投稿日: