合同出版記念対談「具体研究の未来」
尾﨑信一郎『戦後日本の抽象美術—具体・前衛書・アンフォルメル』(思文閣出版、2022年10月)、加藤瑞穂『田中敦子と具体美術協会—金山明および吉原治良との関係から読み解く』(大阪大学出版会、2023年1月)の出版を記念して、共に中心的なテーマとなった具体美術協会(具体)の研究について、今後の課題を考える機会にします。各著者が出版の意図や目的を話した上で、これまでの具体研究の経緯を振り返り、まだ光が当てられていない部分や掘り下げられていない部分を探ります。
またこの日に限り、田中敦子の具体退会後を捉えた映像を特別上映します。
この催しは、令和2-5年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)課題番号20K00171「具体美術協会の1960-70年代における個と集団の関係—田中敦子の事例を中心に—」による研究成果に基づいています。
[日時]2023年10月28日(土)14:00〜16:10 *開場13:30〜
[会場・交通案内]
大阪大学中之島センター 7階セミナー室A・B
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
tel. 06-6444-2100
◎京阪中之島線・中之島駅(6番出口)より徒歩約5分
◎京阪中之島線・渡辺橋駅(1番出口)より徒歩約5分
◎阪神電車・福島駅より徒歩約9分
◎JR 東西線・新福島駅より徒歩約9分
◎JR 大阪環状線・福島駅より徒歩約12分
◎地下鉄四つ橋線・肥後橋駅(4番出口)より徒歩約10分
[主催]大阪大学総合学術博物館
[協力]大阪大学出版会、思文閣出版
[定員]70名 聴講無料、事前申込み不要、当日先着順、13:00より整理券を配布
[プログラム]
14:00〜14:05 趣旨説明
14:05〜14:30 尾﨑信一郎「具体美術協会を再導入する」
14:30〜14:55 加藤瑞穂「田中敦子と具体美術協会」
15:05〜15:55 対談「具体研究の未来」 司会:塚村真美(編集者)
15:55〜16:10 質疑応答
終了後に、田中敦子に関する映像「Tanaka’s Round Circle」(構想・演出:金山明、撮影:鍋倉武弘、1966年、8 mmカラーをデジタル変換、7分、大阪大学総合学術博物館蔵)を上映します。*整理券をお持ちの方限定、この時間帯に限り入退出自由
[問い合わせ先]
大阪大学総合学術博物館
〒560-0043 豊中市待兼山町1-20
tel. 06-6850-6284(月〜土、10:30〜17:00)
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