大阪大学総合学術博物館 第20回特別展
トヨナカ写真/マチの肖像
1950-2000
トヨナカ写真。それは、ちょっとノスタルジックで、
年をへて変わってきたマチの肖像。過去を見つめ、新しい魅力をさぐる旅のしるべ。
2024年7月17日(水)~2024年8月17日(土)
戦後、復興の槌音が響き始めた頃、豊中市は未だ田畑や丘陵が広がるのどかな姿を見せていました。古くから続く村々や阪急沿線の郊外住宅地があったものの、市域全体での住宅での密集はみられませんでした。その後、隣接町村を編入して市域を拡張し、1955年には庄内町を編入。人口は12万人を超えました。
高度経済成長期になると開発の波が押し寄せ、公営・公団住宅が建設され、1960年代には千里ニュータウンの開発が始まりました。暮らしも、マイカーや家電製品の普及により変化し、1970年には千里丘陵で日本万博博覧会が開催されました。以後も発展は続きましたが、阪神淡路大震災は甚大な被害をもたらし、生活や景観に大きな影響を与えました。
本展では、市民のみなさんや豊中市が撮影した写真約70点を通して、1950年から2000年の半世紀に変貌していった豊中市の街と暮らしを振り返ります。
展覧会概要
【期間】 2024年7月17日(水)~2024年8月17日(土)
【開館】 10:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】8月13日~15日・日曜・祝日
※入館無料
【会場】 大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 3F多目的室
【主催】 大阪大学総合学術博物館、豊中市
展覧会関連企画
〈ミュージアム・トーク〉
【日時】7月27日(土)・8月3日(土)いずれも14:00〜(30分程度)
【解説】船越幹央(大阪大学総合学術博物館副館長)
※当日、展示室入口にお集まりください。(事前申込み不要)
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