neoマチアルキ vol.1 grid & undulation
現在と過去を往復しながら、都市空間をフィールドワークする ―― neoマチアルキは、1:マチの今を観察し、2:マチの昔にさかのぼって、3:マチの変化とこれからを考える。そんな体験型イベントです。
neoマチアルキ vol.1:grid & undulationでは、大阪・ミナミの一画と、上町台地の南に広がる凹凸のある住宅街が訪問地です。
コース№1 2025年2月23日(日)13:30~16:00
【ショートコース】(徒歩約3.5km程度)
大阪ミナミ・島之内-道頓堀-千日前を歩く
コース№2 2025年3月9日(日)13:30~16:30
【ロングコース】(徒歩約5.5km程度)
上町台地南部・天下茶屋-阿倍野区の凹凸の街並みを歩く
定員:各回15名(先着順)
参加費:無料 / 雨天決行
主催者:大阪大学ミュージアム・リンクス(大阪大学総合学術博物館、大阪大学適塾記念センター、大阪大学アーカイブズ)
企画・案内:船越幹央(大阪大学総合学術博物館 副館長/ミュージアム・リンクス 教授)
申込方法:各回ごとに申し込めます。下記のフォームより、1月14日(火)10時00分~2月16日(日)23時59分にお申込みください。ただし、定員に達し次第、締切りとなります。
【コース紹介】
コース№1 大阪ミナミ・島之内-道頓堀-千日前を歩く
(集合場所:Osaka Metro御堂筋線・心斎橋駅 北改札口前)
大阪市街の中心部・島之内の街並みは格子状になっている。一見整然としたこのマチにも路地的空間や雑居ビルがあり、ヒダが深く折り畳まれている。観光客で賑わう道頓堀も一歩裏側に入ると雑然とした雰囲気を持つマチとなり、近代になって開けた千日前は旧市街地の周縁部らしい痕跡を残している。かつての中心部から街外れに向かって歩く約3.5kmのコース。(解散はOsaka Metro・南海電鉄 難波駅の予定)
コース№2 上町台地南部・天下茶屋-阿倍野区の凹凸の街並みを歩く
(集合場所:Osaka Metro堺筋線・天下茶屋駅 改札口前)
大阪の背骨ともいえる上町台地。海抜20m余りの大阪城付近から南に向けて低くなり、阿倍野区では海抜10mほどになるが、それでも台地の西には崖地形が観察される。天下茶屋から丘を登り、高級住宅地として知られる北畠、昭和初期に土地区画整理事業により生まれた阪南町などのマチを訪ね、台地を下って古い村である田辺へ向かう。土地の起伏と住宅開発のさまを感じ取る約5.5kmのコース。(解散はJR阪和線・南田辺駅の予定)
【企画・案内者紹介】
船越幹央(大阪大学総合学術博物館 副館長/ミュージアム・リンクス 教授)
京都市に生まれ、“上ル・下ル” の文化のなかで育つ。就職後、大阪に転じ、上町台地にある博物館に30年間勤務。歴史学(日本近代史)を専攻しながら、同僚と近代建築めぐりを20年近く行う。現在も日々大阪の街をフィールドワークし、各種団体で街歩き案内を行い、NHK「ブラタモリ」京都編・ミナミ編・梅田編に出演するなど、街歩きの普及に努めている。
【問合せ先】
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-20
大阪大学総合学術博物館
TEL 06-6850-6284
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