20mA回転対陰極X線発生装置

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X線は物質内部構造を調べるために欠くことのできない放射線であるが、昭和30年頃にはまだ微弱なX線を得ることしかできなかった。角戸正夫名誉教授はこれを克服するために、対陰極を回転させる方式のX線発生装置の開発を国内で初めて手がけ、当時としては驚異的な20mAという管電流の発生装置を開発し、各種の物質の内部構造研究に応用した。
 縦 約 0.5 m   高さ・奥行き等 約 0.35 m
 横 約 0.15 m   重さ      約 4.3 kg 

20mA回転対陰極X線発生装置