地震発生と電磁波放射
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内陸の地震は、地殻の割れ目(断層)に長年にわたり蓄積されたひずみが解放されることにより起こります。地震が起こる準備過程で地下から電磁波が出て、様々な「前兆現象」を引き起こします。
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身近で見られる地震前兆現象 |
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次のような現象が地震前に起きたと報告されています。これらの現象は電磁現象として説明できることが多く、検証実験を行いました。 |
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ナマズと地震 |
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ナマズと地震
「地震前にナマズが大騒ぎをする」と古くから言われています。ナマズが地震を起こすわけではないのですが、地震との関連はいまだ決着がついていません。
鋭い電気感受性
ナマズには他の淡水魚の約100万倍という鋭い電気感受性があります。これが地震とナマズを結びつける鍵です。捕食のために身につけた能力だと言われています。 |
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観測実績
2000年鳥取県西部地震の8日前、大阪でナマズの大暴れと強い電磁パルスが同時に観測されました。この時のナマズの活動量は年に一回あるかないかくらいの大きさでした。
写真は2001年3月23日に撮られたナマズの大暴れの様子。その翌日、安芸灘を震源とするM6.7の芸予地震が起こりました。
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ホームページ
ナマズの行動をデジタルカメラで常時観察し、活動量をグラフにしてホームページで公開しています。
http://catfish.ess.sci.osaka-u.ac.jp
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