大阪大学総合学術博物館第5回企画展
公開シンポジウム「マチカネワニのいた時代」

主催:大阪大学総合学術博物館
共催:北海道大学総合博物館、大阪市立科学館、大阪市立自然史博物館
時期:平成18年12月10日(日)・11日(月)
場所:大阪大学中之島センター10階佐治敬三メモリアルホール (大阪市北区中之島4-3-53)
内容:10日マチカネワニ・シンポジウム (マチカネワニ化石骨格の完全記載論文出版を記念して)
 マチカネワニは、1964年5月、豊中キャンパスの理学部の建築現場から発掘された、日本で初めて発見されたワニ類の化石です。 この化石は、尻尾と下顎や足の一部が欠けていますが、ほぼ完全な骨格として発見されたきわめて貴重な標本です。実物化石も展示します。
11日ワークショップ
マチカネワニと現世するワニの骨格の比較を通じ骨格の観察の仕方、病理学の話を交え、スケッチ写真撮影等を行います。
※事前申込が必要です。先着申込順(定員30名)
対象年齢:高校生以上
持ち物: カメラ(デジタル、もしくはフィルムカメラ。携帯用のカメラは不可)
受付期間:11月6日〜12月8日
受付時間:平日 10:00〜16:30
申込先:TEL 090-1673-4567

<プログラム>
12月10日(日)
10:30ー10:40 総長挨拶(予定)
10:40ー11:10 「マチカネワニの発掘と歴史」亀井節夫(京都大学名誉教授)
11:20ー11:50 「40万年前の植生」百原 新 (千葉大学)
12:00ー13:00 昼食、休憩
13:00ー13:30 「マチカネワニの系統関係とその意義」小林快次(北海道大学)
13:40ー14:10 「病理学からみるマチカネワニの生態」桂嘉志浩(岐阜県立博物館)
14:20ー14:50 「マチカネワニとともに生きた哺乳類とその環境」冨田幸光(国立科学博物館)
15:10ー16:00 パネル討論
12月11日(月)
13:00ー15:00 化石(レプリカ)の復元(組み立て)などのワークショップ(小林・桂)


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