畑田家住宅(登録有形文化財)を一般公開 !
同時開催 フォーラム「くすりとくらしを考える」
-河内は古代からの薬の道であった-
主催:畑田家住宅活用保存会
協賛:大阪大学総合学術博物館
一般公開
平成11年6月に国の有形文化財に登録された畑田家住宅は、羽曳野市郡戸の旧家で、
田の字型の主屋や長屋門とそれに続く2棟の蔵や納屋などは明治時代の屋敷構えの趣きをよく残しています。
この貴重な文化財を一般に公開しますので、奮ってご参加ください。
日時 2004年5月30日(日)10時30分-13時30分
参加 往復はがきに「一般公開」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記し、
〒583-8585 羽曳野市教育委員会
歴史文化課へ ・:0729-58-1111
費用 無料
フォーラム くすりとくらしを考える
-河内は古代からの薬の道であった-
大阪大学総合学術博物館 米田 該典
古来、薬は全て輸入品で、大陸を出てから難波津に上陸し、生駒の山を避けて南へ迂回し、河内を通って都へ運ばれました。薬を運んだ人々の中には
「難波のくすし」のような大陸からの知識人も多く、道中で医薬の知識や技術を広めるなどして、人々の薬の知識を増やし、自らも薬草を採取して薬に
加工するなど知識や技術を磨きました。高名な鑑真もその一人です。河内の人々は彼らとの交流により最新の薬の知識や技術を得て、地元での薬草の
採取や薬への加工を行ったのです。このフォーラムでは、米田先生に正倉院宝物や薬物の調査研究と河内を通った「難波のくすし」の歩みをお話し
頂いたあと、薬と日常の生活・文化との関わりについて考えてみたいと思います。
日時 2004年5月30日(日) 14時-17時
定員 先着30人
参加 往復はがきに「くすりとくらしを考える」、住所・氏名・年齢・参加人数を明記のうえ、文化財保護課まで
費用 無料
問合せ先 羽曳野市教育委員会
歴史文化課 TEL: 0729-58-1111
畑田家住宅へのご案内
所在地 羽曳野市郡戸470
TEL: 0729-55-4101
交通
近鉄南大阪線恵我ノ荘駅から南へ徒歩30分 / 近鉄南大阪線河内松原駅から近鉄バス平尾行きに乗車、
郡戸(こうず)下車徒歩3分 / 近鉄南大阪線河内松原駅あるいは藤井寺駅からタクシー10分
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