第9回畑田塾

主催:畑田家住宅活用保存会

協賛:大阪大学総合学術博物館

羽曳野市郡戸にある畑田家住宅は江戸時代から村の大切な役割を果たしてきました。今でも明治時代の建物の様子がよく残り、国の大切で残さなければならない建物として登録されています。この古くて広い部屋や庭を使って、勉強やスポーツ・芸術などいろいろな先生による実験や実技を見ながらその楽しさを紹介する塾を開きます。

先生方といろいろと話し合いをしながら将来の進路を見つけるきっかけになればと思います。未来の世界をささえる皆さん方の積極的な参加をお待ちしています。保護者の方も一緒にお越し頂ければ幸いです。

        月  日 : 平成19年5月13日(日)
        時  間 : 午前10時30分から午後3時

   場  所 : 国の登録文化財 畑田家住宅(羽曳野市郡戸470、電話0729−55−4101)



アフガニスタンのこどもたち

 宝塚・アフガニスタン友好協会代表  西垣 敬子

2001年11月に戦争が終わるまでの23年間アルガニスタンは戦乱のなかにありました。子どもたちは生まれた時から平和を知らず、難民となって国外へ出たり、あるいは、すべてを失って国内避難民となったり、家族や親を失って孤児となったりと、きびしい生活を強いられてきました。そんなこどもたちの姿を映像で見ていただくことで、日本の子どもたちが平和について考える時間を持てればと願っています。


仕組みがわかると技術がつくれる―立体視を例に―

大阪大学大学院基礎工学研究科長  西田 正吾

人間の命や自然現象の仕組みがわかるとそれを利用した新しい技術が生まれてきます。ここでは、人間の目が、ものの遠近をどのようにして見分けているのか、いわゆる立体視の仕組みの解明を例にを取り上げ、3次元的な臨場感や立体視を可能にする手法がどのように開発されてきたかを紹介します。いくつかのものについては、参加者の皆さんに実体験してもらうことで、お話を分かりやすくするつもりです。

写真は江戸時代の半ばに流行した、「覗きからくり」で、透視図法で書かれた風景画などをレンズ越しに覗くと、立体的な奥行きが出るというものです。円山応挙なども若いころにはこの覗きからくりのための絵を描いていました。このような歴史的なお話も交えたいと思っています。


対 象 :小学5・6年生から中学・高校生まで(出来れば保護者も一緒にご参加ください)
 (保護者同伴の場合は、その旨お書き添え下さい。)

 
参 加 費 : 無料です。ただし、昼食と飲み物はお持ち下さい。 

申し込み:参加ご希望の場合は、往復はがきに「畑田塾申し込み」・住所・氏名・学校名・学年・年齢・電話番号・返信用宛名 を書いて
 〒583−8585 (住所記入不要)羽曳野市教育委員会 社会教育課までお申込み下さい。また、このホームページからも申し込みができます。ここをクリックしてください。

          

申込締切は4月27日(必着)

お問い合わせは羽曳野市教育委員会 社会教育課 рO729−58−1111(内線4480)


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