第10回畑田塾

主催:畑田家住宅活用保存会

協賛:大阪大学総合学術博物館

羽曳野市郡戸にある畑田家住宅は江戸時代から村の大切な役割を果たしてきました。今でも明治時代の建物の様子がよく残り、国の大切で残さなければならない建物として登録されています。この古くて広い部屋や庭を使って、勉強やスポーツ・芸術などいろいろな先生による実験や実技を見ながらその楽しさを紹介する塾を開いています。未来を担う子供たちが、世界の人々の幸せに貢献できる市民に育ってくれることを願ってのことです。

先生方といろいろと話し合いをしながら将来の進路を見つけるきっかけになればと思います。未来の世界をささえる皆さん方の積極的な参加をお待ちしています。保護者の方も一緒にお越し頂ければ幸いです。

 月日:平成20年5月25日(日)
 時間:午前10時30分から午後3時まで
 場所:国の登録文化財 畑田家住宅(羽曳野市郡戸470、電話 072−955−4101)


大工さんの技に学ぶ

羽曳野市役所 維持管理課   畠中政信


日本の風土に合った木造建築を支えた大工仕事では、釘を一切使わず、「継ぎ手」、「仕口」といった技法で、小屋や家のような小さなものから、神社仏閣・城のような大きなものまで作ってきました。しかし、今は、釘を電動ドリルでグイグイと締め付け、木をつないでいます。この方法では昔よりは早く、また、木と木の間にすきまのない仕上げ出来きますが、生きている木にとっては窮屈で、そんな方法で出来た家も住む人にとっては良くないはずです。木の素材を活かした日本古来の大工の技には知恵がいっぱい詰まっています。その技と道具を実物で紹介します。 


「ロボットと仲良しになろう」

大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻教授  浅田稔  



ロボットはどんなことが出来るのか、ロボットに出来て人間に出来ないことは何か、ロボットは私たちの生活にどのように役にたつのか、人間とロボットはどんな風に付き合っていけばよいのか、ロボットに心はあるのか、このような問いに答えることは簡単ではありませんが,ビデオを交えて,また、出来れば実物を示しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


対 象 :小学5・6年生から中学・高校生まで(出来れば保護者も一緒にご参加ください)
 (保護者同伴の場合は、その旨お書き添え下さい。)

 
参 加 費 : 無料です。ただし、昼食と飲み物はお持ち下さい。 

申し込み:参加ご希望の場合は、往復はがきに「畑田塾申し込み」・住所・氏名・学校名・学年・年齢・
電話番号・返信用宛名 を書いて
 〒583−8585 (住所記入不要)羽曳野市教育委員会 社会教育課までお申込み下さい。また、このホームページからも申し込みができます。ここをクリックしてください。

申込締切は5月10日(必着)

お問い合わせは羽曳野市教育委員会 社会教育課 рO729−58−1111(内線4480)


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