コーディネーター:江川 温(文学研究科)
実施日:2010年8月28日(土)終了しました
対 象:高校生以上
内 容:
近代以前の人びとにとって、生活に根ざした信仰とはどのようなものでしょうか。この問題は、広く比較文明の見地から考えるべき問題ですが、今回は中世以降のヨーロッパについて考えます。中世以降のヨーロッパでは、キリスト教信仰が支配的であるという見方が一般的です。しかしそのキリスト教信仰はどのようなものでしょうか。あらかじめ、いくつか資料をお贈りしますので、それを読んできて下さい。そして感じたことを自由に話していただこうと思います。ただし議論の核をいくつか、あらかじめ提起しておきましょう。
1)中世以降のヨーロッパ文明が一神教の文明だというのは本当でしょうか。
2)外来の信仰がある地域に根付くためには、何が必要なのでしょうか。
3)知識人と民衆の宗教信仰は、どのように違うのでしょうか。
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