待兼山に学ぶ

 このコーナーでは、大阪大学豊中キャンパスのある待兼山の自然や歴史について、さまざまな角度から紹介しています。1964年に待兼山で発掘されたおよそ40万年前のマチカネワニの化石は、全身骨格が遺された世界的にも貴重なタイプ標本です。待兼山5号墳からは類例の少ない埴輪が出土するなど、「待兼山遺跡」は国の文化財台帳に登録されています。また『枕草子』などで紹介され古来からの歌枕・名所であり、自然豊かな里山としても親しまれています。