コーディネーター:田村 恒憲(文学研究科)
実施日:2012年1月7日(土)終了しました
対 象:中学生以上
内 容:
テレビや新聞といった報道機関は日々、ニュースを生産し流通させています。国政与党代表選、株や為替など経済指標の変化、国際紛争、プロ野球のハイライト、季節の風物詩、殺人事件……などなどさまざま。新しく起こったさまざまな「事実」を記述し、伝えることがジャーナリズムの役割ですが、ニュースは事実そのものではない。何をどのようにニュースに仕立て上げるかには一定のパターン(物の見方)があることに気づかれている方も少なくはないでしょう。私が思うに、このパターンというのは、ニュース記事特有の書き方(形式)が影響を及ぼしている部分もあると思われます。出席してくださった方々に実際に基本的な事件や事故記事を書き、「普通の文章」とニュースの形式の違いを体感してもらい、日々何気なく眺めているニュースがいかに特殊な表現であるかを見てもらおうと思います。
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