2012年3月25日(日)10:30~15:00
「オルゴールを科学する」 畑田 耕一(大阪大学名誉教授・畑田家当主)
- オルゴールといえば、円筒形のシリンダーに植えつけた爪で櫛歯をはじくシリンダーオルゴールを思い浮かべられる方が多いと思いますが、円盤を交換することでいくつもの曲を演奏できるディスクオルゴール、手廻しパイプオルガン、オルゴールの機構を応用した精巧な玩具などいろいろなものがあります。この集いでは、美しく、やさしい音色を奏でるこれらのオルゴールを耳と目で楽しみながら、オルゴールの名前の由来、時計工業と深くかかわる生い立ちと発展の歴史、豊かな音色の底にある科学の秘密などをお話いたします。写真の手廻しパイプオルガンは山梨県清里に工房を構える脇田直紀氏が畑田家のために心をこめて作って下さった作品です。世界に一つ、畑田家にしかないオルゴールも演奏いたします。 また、ガラスアート作家畑田美智子の自然を写した魅力的な作品を味わいながらオルゴールを楽しんでいただく音とガラスのコラボレーションも行います。 奮ってご参加下さい。お待ちしております。
- 「いろんな音でリズム遊び」 畑田 弘美(関西二期会・相愛大学講師)
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音楽には、「メロディ」
「リズム」「ハーモニー」の3つの要素が必要です。その中でも、一番容易に楽しめるものは、「リズム」ではないでしょうか。手と手を合わせて叩くだけで、もうリズムが生まれます。それを、一人ではなく複数で合わせると、もっと複雑なリズムが飛び出します。また、世界中には珍しい打楽器が数限りなく存在します。ちょっと見ただけでは、写真のように、どのようにして扱うのか、よく分からないものもあります。その奏法をお教えしますので、実際に音を出してみて下さい。 でも、そのような楽器を使わなくても、普段の生活の中にも、2つの物をカチンと合わせると音がします。「これとこれを合わせたら、どんな音がするのかな?」と叩いてみたくなります。普段なら、「お行儀が悪い」と叱られるところを、この日だけは思いっきり遊んでみましょう。そして、身体と耳をよ~く働かせて、みんな一緒に、このスペシャル音楽会を楽しみましょう。
- 対 象:小学5.6年生から中学・高校生まで(出来れば保護者も一緒にご参加ください)
- 参加費:無料
- 場 所:国の登録文化財 畑田家住宅
畑田家住宅へのご案内
所在地 羽曳野市郡戸470
TEL: 0729-55-4101
交通
近鉄南大阪線恵我ノ荘駅から南へ徒歩30分 / 近鉄南大阪線河内松原駅から近鉄バス平尾行きに乗車、郡戸(こうず)下車徒歩3分 / 近鉄南大阪線河内松原駅あるいは藤井寺駅からタクシー10分
主催 :畑田家住宅活用保存会
協賛 : 大阪大学総合学術博物館
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