コーディネーター:北澤 正清(理学研究科)
実施日:2017年1月7日(土)
対象:高校生以上
内容:
我々の宇宙は、138億年前にビッグバンにより誕生しました。誕生直後の宇宙は超高温で、そこでは現在の宇宙を構成する素粒子たちが溶解した世界が広がっていました。現在、世界各地で、加速器と呼ばれる実験装置を用いてこのような超高温状態を作り出す実験が行われています。これらの実験では、粒子をほぼ光速まで加速して衝突させることにより、2兆度を超える超高温状態が生成されます。
この講座では、これら宇宙の始まりに迫る実験について、素粒子やビッグバンといった現代物理の基礎概念と共に解説することを試みます。
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