大阪大学総合学術博物館 第21回企画展
HANDAI ロボットの世界
-形・動きからコミュニケーション そしてココロの創生へ-
大阪大学のロボット研究は、マシンとしてのロボット研究よりも生物よりのロボット研究、とくにヒューマノイドやアンドロイドの研究が盛んで、国際的にも有名です。それは、ロボット学が単に工学だけでなく、脳科学や心理学、社会学、さらにはアートにも通じ、幅広い分野が関わっている証拠でもあります。
本企画展では、科学・技術・芸術の融合のパイオニアとして知られるレオナルド・ダ・ヴィンチのアンドロイドを始めとして、人間との共生を目指したさまざまなコミュニケーションロボット、動物の筋肉に近い空気圧人工筋を使った柔らかいロボット、サッカーの世界チャンピオンを破ることを最終目標に掲げ、毎年世界大会が開催されているロボカップへ出場した大阪大学のロボットなどを展示します。
このほかにも公開の競技会を通じ、あるいは、社会での実証実験を通じ、将来人間社会で共生するロボットたちのココロの創生に夢を持つ阪大ロボット研究者の足跡を展示します。本企画展にご来場いただき、ロボットたちとの共生社会の未来に想いを馳せてください。
会場:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 入場無料
会期:2017年4月26日(水)〜2017年8月5日(土)
開館時間:午前10時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:日曜・祝日(4月30日(日)は開館)
主催:大阪大学総合学術博物館
共催:大阪大学大学院工学研究科、大阪大学大学院基礎工学研究科、豊中市、豊中市教育委員会
協力:NPO法人ダ・ヴィンチ ミュージアム ネットワーク、女子中高生のための関西科学塾、大阪大学21世紀懐徳堂
展示構成
セクション1 ダ・ヴィンチ アンドロイドが語る未来のロボットたち

セクション2 柔らかく動く人工筋ロボット

セクション3 コミュニケーションを促す子ども型ロボットたち

セクション4 ロボカップ・阪大チームの歴史:サッカーロボットと奮闘する学生たち

展覧会関連イベント
・シンポジウム「HANDAIロボット展から始まるロボットとの共生社会」
日時:5月13日(土)13:30〜16:30
コーディネーター:浅田稔(大阪大学大学院工学研究科教授)
登壇者:細田耕(大阪大学大学院基礎工学研究科教授)
長井志江(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 主任研究員)
小川浩平(大阪大学大学院基礎工学研究科助教)
武村 紀子(大阪大学 産業科学研究所特任助教)
山下 里加(京都造形芸術大学 教授)
会場:大阪大学会館講堂(大阪大学豊中キャンパス)
定員:400名程
申込:事前申込制(下記フォームよりお申し込みください。)
※申込フォームによる受付は終了いたしました。
※当日申込を受け付けます。受付開始は13:00以降となります。
シンポジウム・プログラム
13:00 受付開始
13:30 ― 13:40 オープニングトーク
14:10 ― 14:40 講演2
14:40 ― 15:10 講演3
15:25 ― 16:25 パネルディスカッション
・ミュージアムレクチャー「ロボットたちの対話の仕組みを覗いてみよう」
※事前申込をされた方のみ入場いただけます。当日の参加受付はいたしません。ご了承ください。
日時:6月17日(土)14:00〜15:30 13:30受付開始
講師:吉川雄一郎(大阪大学大学院基礎工学研究科准教授)
会場:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館3Fセミナー室
定員:40名
申込:事前申込制(下記フォームよりお申し込みください。)
定員に達したため申し込みは終了とさせていただきます。
※両イベントともに事前申込制、申込先着順です。定員に達し次第締切とさせていただきます。
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