オンラインで大阪大学総合学術博物館が主催するサイエンスカフェを楽しみませんか。
ゆったりとした雰囲気で、「科学する」とはどういうことか、研究者とともに考えていきます。
わかりやすい言葉で“科学”を語ることで、専門家と一般の方の間のコミュニケーション不全を少しでも改善したいと思っています。ご自宅に居ながらアカデミックなひとときをお過ごしいただけます。
皆様のご参加をお待ちしています。お気軽にご参加ください。
開催方法 | 今年度はZoom*によるオンライン配信で行います。*オンライン会議アプリ |
定員 | 各回とも原則50名 |
参加費 | 無料 |
申込方法
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Webフォームからお申し込みください。
今年度のサイエンスカフェはオンライン会議アプリ「Zoom」による配信で行います。 配信の視聴にはパソコン・スマートフォンなどの端末およびインターネット環境が必要です。 当日の申込者のネットワークトラブルについては、対応致しかねますので、ご了承ください。 尚、視聴にかかる通信費等は、視聴する方の負担となります。 |
申込期間 |
各カフェのタイトルごとにご確認願います。
各カフェ開催日の1週間前までです 。 期間は各カフェで異なりますのでご確認をお願い致します。 ※後日、申込者には申込時にご登録いただいたメールアドレスにZoomミーティングID等をご連絡いたします。 ※お申込みの際の個人情報について、利用目的以外の使用は一切いたしません。 |
主催 | 大阪大学総合学術博物館 |
共催 | 豊中市立中央公民館 |
2021年度サイエンスカフェチラシ |
No. 162:対席調停の会話分析:当事者たちの「関心」をどうやってつかむか
講師:李 英(法学研究科・特任助教) 【終了いたしました】
実施日:2022年1月22日(土)
時間:14:00〜15:30
対象:高校生以上
内容:トラブルを解決するために、対席方式の調停を使うことは考えにくいかもしれません。当事者たちが対面すると感情がぶつかりやすいと思われがちです。しかし、実際の対席調停では、当事者たちは、調停者の「適切な対応」のもとで、冷静に対話できるだけでなく、自ら提案もするのです。その「適切な対応」とはどのようなものかについて、当事者たちの「関心」という観点から、実際の調停の録音データをもとに考えてみます。
No. 163:酵素を化学の方法で分析−インフルエンザ治療薬開発への応用−
講師:梶原 康宏(理学研究科・教授)、香門 悠里(理学研究科・講師(常勤))【終了いたしました】
実施日:2022年1月29日(土)
時間:14:00〜15:30
対象:高校生以上
内容:私達の身の回りにはたくさんの酵素が働いています。例えば、私達は、ご飯を食べると体内の酵素が働き、デンプンを分解し、ブドウ糖を作ります。そして、我々の体はそのブドウ糖を取り込みエネルギーとします。この過程で数種類の酵素が働きます。また、同様にウイルスも我々の体に侵入する際、複製するときに酵素を使います。これらの反応はいずれも有機化学反応ですが、実際にフラスコの中で同じ反応をすると時間がかかります。しかし、同じ反応を酵素はいとも簡単に行います。この講義では、酵素がどうして簡単に反応を起こすことができるのか?そしてそれを理解することでインフルエンザウイルス治療薬ができた話を紹介します。
No. 164:”大大阪”チラシ学事始め レトロ・モダンなチラシに風俗と歴史を探る
講師:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館 兼 文学研究科・教授)【終了いたしました】
実施日:2022年2月19日(土)
時間:14:00~15:30
対象:中学生以上
内容:大正末・昭和初期の大阪市は第2次市域拡張で“大大阪”と呼ばれるマンモス都市となります。この時代の大阪の印刷物コレクションから、服飾、食べ物、カフェ、劇場、行楽などのチラシを取り上げて、レトロなデザインを愉しみながら、参加者とともに内容を読み解いていきます。
No. 165:光を感じる仕組み-脊椎動物の視細胞のはたらき
講師:橘木 修志(生命機能研究科・准教授)【終了いたしました】
実施日:2022年3月12日(土)
時間:14:00〜15:30
対象:中学生以上
内容:私達は、月明かりのもとであっても、明るい太陽のもとであっても、ものをみることができます。この能力を支えているのは、目の中で光を捉える働きをしている2種類の視細胞です。今回は、2種類の視細胞がそれぞれどのように光を捉えているのか、また、他の動物と私達では光の捉え方にどのような違いがあるのか、について紹介します。
No. 166:機能性食品、生薬、漢方薬の研究データの見方
講師:原田 和生(医学系研究科 兼 薬学研究科・特任准教授(常勤))【終了いたしました】
実施日:2022年3月19日(土)
時間:14:00~15:30
対象:高校生以上
内容:人々の健康志向の高まりも相まって、製薬、食品メーカーから様々な機能性食品や生薬、漢方薬を活用した製品が販売され、ホームページや書籍などで、たくさんの研究データが公表されています。それらの情報との付き合い方をお話できればと思います。
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