サイエンスカフェ@待兼山 No. 163:酵素を化学の方法で分析−インフルエンザ治療薬開発への応用−

No. 163:酵素を化学の方法で分析−インフルエンザ治療薬開発への応用−

コーディネーター:梶原 康宏(理学研究科)、香門 悠里(理学研究科)【終了いたしました】

実施日:2022年1月29日(土)

時間:14:00〜15:30

対象:高校生以上

内容:私達の身の回りにはたくさんの酵素が働いています。例えば、私達は、ご飯を食べると体内の酵素が働き、デンプンを分解し、ブドウ糖を作ります。そして、我々の体はそのブドウ糖を取り込みエネルギーとします。この過程で数種類の酵素が働きます。また、同様にウイルスも我々の体に侵入する際、複製するときに酵素を使います。これらの反応はいずれも有機化学反応ですが、実際にフラスコの中で同じ反応をすると時間がかかります。しかし、同じ反応を酵素はいとも簡単に行います。この講義では、酵素がどうして簡単に反応を起こすことができるのか?そしてそれを理解することでインフルエンザウイルス治療薬ができた話を紹介します。

 

サイエンスカフェ@待兼山 (2021年度)

 

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