【場所】大阪大学中之島センター 講義室304
【定員】80名[聴講無料、事前申込み不要、当日先着順(13:15より整理券を配布します)]
【主催】大阪大学総合学術博物館
【趣旨】
大阪大学総合学術博物館では、関西に生まれた戦後日本を代表する前衛美術グループ「具体美術協会」(略称:具体、1954-1972年)について、従来の解釈を複数の視点から見直すために、2016年度より一年に一度テーマを設けてシンポジウムを行ってまいりました。2016年度は「第1回 1950年代の前衛グループ」、2017年度は「第2回 1930年代の前衛」を開催し、それぞれの文脈で具体の特質を検討しました。シリーズ3回目で最後となる今年度はより視野を広げて、具体が活動を展開した大阪という都市との関わりに重点をおきます。大阪で前衛美術はどのような位置を占めてきたのか、そこに特徴はあるのか等について、実際に具体で活動し、グループ解散後も都市における美術のあり方を提起してきた作家や、都市と美術を考える上で重要な分野である広告デザインの研究者らを招いて話合います。なお本シンポジウムは、平成28年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)課題番号16K02266「具体美術協会」再考—複合的視点から見直す戦後日本美術の一断面—)による研究成果の一部です。
【プログラム】
14:00〜14:05 趣旨説明 加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
14:05〜14:50 発表1 橋爪節也(大阪大学教授)
「大大阪の時代と前衛絵画——前田藤四郎の場合」
14:50〜15:35 発表2 竹内幸絵(同志社大学社会学部教授)
15:50〜16:35 発表3 今井祝雄(美術家、成安造形大学名誉教授)
16:35〜17:50 討議
【問い合わせ先】大阪大学総合学術博物館
〒560-0043 豊中市待兼山町1-13 大阪大学会館内
tel. 06-6850-6714(平日9:00-17:00)
https://www.museum.osaka-u.ac.jp/
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