時 期:2007年8月23、24日
会 場:総合学術博物館 待兼山修学館3階セミナー室
対 象:北摂地域一帯の小学生5、6年生
主 催:大阪大学総合学術博物館
後 援:豊中市教育委員会
日産科学振興財団
「手作り分光器で光を分けてみよう」
小さな箱の中に虹を作ろう!光を色々な色の光に分けることを「分光」といいます。簡単な道具を使って自分だけの分光器(光を分ける道具)を作ります。「手作り分光器」で色々な光を分けてみよう。どんな色の光が見えるかな?また、空の青色や夕焼けの赤色、海の青色など、身の回りの「色」について考えましょう。
講 師:上田 貴洋 准教授(総合学術博物館)
「ちょっとかわった氷の観察:ダイヤモンドダストとチンダル像」
氷は身近なものですが、普段あまり見られない(見る機会のない)氷の観察を通じて、氷や水のことを考えてもらいたいと思います。ダイヤモンドダストは氷の赤ちゃんみたいなもので、寒い冬の朝に自然に見られたりします。太陽光を反射し、きらきらしてとてもきれいです。これを冷凍庫の中でつくって観察します。チンダル像は氷が強い光をうけ、内部でとけるときに見られる像です。うまくいけば、氷の中に花が咲いたようにみえます。
講 師:谷 篤史 助教(大学院理学研究科)
3.「絵図・地図からたどる里山の変化」
みなさんは里山を知ってますか。里山は原生的な自然ではありません。長い間、人々が利用することによって作られてきた自然です。今、この里山が大きく変わりつつあります。昔の絵図や地図を使いながら、里山の変化を考えてみましょう。
講 師:鳴海 邦匡 助教 (総合学術博物館)
「氷が燃える?ガスハイドレートを触ってみよう」
水とガスからできるガスハイドレートを手で触れ分解させることでガスが閉じ込められていることを体験してもらう。また、メタンを閉じこめたメタンハイドレートに火をつけて燃焼実験を行う。全体を通して、氷とは異なる固体であることを認識してもらうとともに、ハイドレートを利用した応用技術について、わかりやすく概説する。
講 師:菅原 武 助教(大学院基礎工学研究科)
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