大阪大学総合学術博物館 第8回特別展「待兼山少年」スペシャル・トーク
待兼山少年 最終章 ウクレレ
伊達伸明(建築物ウクレレ化保存計画)✕チチ松村(ゴンチチ)
大学ミュージアムでの新しい“知”的冒険……廃止された大阪大学石橋宿舎を活用し、大学と地域の“記憶”をテーマに、2014年夏から秋に「阪大石橋宿舎おみおくりプロジェクト」が開催された。インスタレーションやパフォーマンス、建築リノベーションなどが行われ、今年はそれを引き継ぐ形で、第8回特別展「待兼山少年−大学と地域をアートでつなぐ《記憶》の実験室—」も開かれた。
ユニークなこれら一連のプロジェクトの中心で活動したのが、取りこわされる建物を保存する「建築物ウクレレ化保存計画」のアーティスト伊達伸明である。伊達は幼少期を石橋宿舎第3号棟で過ごし、特別展の象徴「待兼山少年」のモデルであるとともに、第3号棟の旧自宅部材を用いた「建築物ウクレレ化保存計画」を推進中である。
今回のイベントでは、第1部で「おみおくりプロジェクト」から「待兼山少年」までの一連のプロジェクトを振り返る。第2部では、伊達が旧自宅部材を用いて制作したウクレレをお披露目するとともに、「建築物ウクレレ化保存計画」をめぐって、これまでも対談を重ねてきた音楽家のチチ松村と対談する。
そこでなにが語られるか……伊達家ウクレレの音色は?
2年間にわたって展開したプロジェクトの“最終章”とも言うべきスペシャル・トークにご期待下さい。
【日 時】:平成27年11月7日(土)18時開演(17時30分開場、19時30分終演予定)
【会 場】:大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ(大阪大学豊中キャンパス・大阪大学会館1F)
【定 員】:50名(申込先着順)
【参加費】:無料
【申込方法】:申し込みは終了しました。
【お問い合わせ】:大阪大学総合学術博物館
〒560−0043大阪府豊中市待兼山町1−13
TEL:06-6850-6714
【アクセス】:大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館1F
阪急電鉄宝塚線 石橋駅下車徒歩約15分
大阪モノレール 柴原駅下車徒歩約15分
【主 催】:大阪大学総合学術博物館
【共 催】:豊中市、豊中市教育委員会、かんさい・大学ミュージアム連携実行委員会
【協 力】:大阪大学21世紀懐徳堂
平成27年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業 交流する大学ミュージアムを目指して
関連企画
少年時代のまち歩き写真展
特別展「待兼山少年」の関連企画として6月・7月に開催した「写真に残す少年時代のまち歩き」の参加者のみなさんが撮った写真を展示します。
詳細につきましては豊中市ホームページをご覧ください。
主催:豊中市
共催:大阪大学総合学術博物館、豊中市教育委員会
協力:NPO法人とよなか・歴史と文化の会
新田少年写真展
日程:10月31日(土)
時間:13:00〜18:00
会場:旧新田小学校
待兼山少年写真展
日程:11月7日(土)、11月9日(月)〜11月14日(土)
時間:10:30〜17:00
会場:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館
原田少年写真展
日程:11月14日(土)、11月15日(日)、11月21日(土)、11月22日(日)、11月28日(土)
時間:12:00〜16:00
会場:原田しろあと館
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