連載コラム「中村貞夫とその芸術」
大阪大学総合学術博物館は、豊中市立文化芸術センターとともに2018年に洋画家中村貞夫の回顧展「洋画家 中村貞夫 四大文明の源流を求めて 探究の旅、描きとめる熱情 」を開催しました。大阪にうまれ、大阪大学を卒業した中村貞夫は、現在も制作を続ける油絵画家です。このコラムでは、展覧会では伝えきれなかった中村の魅力を、中村貞夫に関わりのある論者から、様々な視点を通じ伝えていきます。
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第2回 2020年11月20日
橋爪節也「中村貞夫の藝術 四大文明から大阪風景への回帰」vol.1(2020/11/20)
今回から6回に分け、2018年の「中村貞夫」展を担当された大阪大学文学部教授橋爪節也先生による論を掲載します。大阪を中心とした近現代美術を専門とする橋爪先生が、大阪に生まれ育った中村の画歴を総覧する中で見ていくのは、中村の画業に息づく「水の都」大阪の気風です。「水」をめぐる都市大阪と中村の油彩画の相対を見ていきます。(武澤)
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企画・編集:橋爪節也・武澤里映
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