竹中哲也「帝国大学の画家たち  前編」

連載コラム「中村貞夫とその芸術」

大阪大学総合学術博物館は、豊中市立文化芸術センターとともに2018年に洋画家中村貞夫の回顧展「洋画家 中村貞夫  四大文明の源流を求めて 探究の旅、描きとめる熱情 」を開催しました。大阪にうまれ、大阪大学を卒業した中村貞夫は、現在も制作を続ける油絵画家です。このコラムでは、展覧会では伝えきれなかった中村の魅力を、中村貞夫に関わりのある論者から、様々な視点を通じ伝えていきます。

 

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第14回 2021年7月21日

竹中哲也「帝国大学の画家たち  前編」

今回から、2018年の中村貞夫展を担当した竹中哲也さんによる、大阪大学と中村貞夫の関係についてのコラムを掲載します。中村貞夫は、美術界では珍しい(旧)帝国大学出身という経歴を持っています。高校在学時から画家を志していた中村が阪大への進学を決めた理由には、師である小磯良平からの言葉がありました。中村貞夫はどのように阪大進学を決め、その後大学でどのような学びを得ていったのでしょうか。コラムの前編となる今回は、阪大と中村貞夫の具体的な関わりに焦点をあてていきます。

 

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企画・編集:橋爪節也・武澤里映

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