2008年5月25日(日)10:30~15:00
「大工さんの技に学ぶ」
畠中 政信(羽曳野市役所 維持管理課)
日本の風土に合った木造建築を支えた大工仕事では、釘を一切使わず、「継ぎ手」、「仕口」といった技法で、小屋や家のような小さなものから、神社仏閣・城のような大きなものまで作ってきました。しかし、今は、釘を電動ドリルでグイグイと締め付け、木をつないでいます。この方法では昔よりは早く、また、木と木の間にすきまのない仕上げ出来きますが、生きている木にとっては窮屈で、そんな方法で出来た家も住む人にとっては良くないはずです。木の素材を活かした日本古来の大工の技には知恵がいっぱい詰まっています。その技と道具を実物で紹介します。
「ロボットと仲良しになろう」
浅田 稔(大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻教授)
ロボットはどんなことが出来るのか、ロボットに出来て人間に出来ないことは何か、ロボットは私たちの生活にどのように役にたつのか、人間とロボットはどんな風に付き合っていけばよいのか、ロボットに心はあるのか、このような問いに答えることは簡単ではありませんが,ビデオを交えて,また、出来れば実物を示しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
- 対 象:小学5.6年生から中学・高校生まで(出来れば保護者も一緒にご参加ください)
- 参加費:無料
- 場 所:国の登録文化財 畑田家住宅
畑田家住宅へのご案内
所在地 羽曳野市郡戸470
TEL: 0729-55-4101
交通
近鉄南大阪線恵我ノ荘駅から南へ徒歩30分 / 近鉄南大阪線河内松原駅から近鉄バス平尾行きに乗車、郡戸(こうず)下車徒歩3分 / 近鉄南大阪線河内松原駅あるいは藤井寺駅からタクシー10分
主催 :畑田家住宅活用保存会
協賛 : 大阪大学総合学術博物館
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